2022.08.10
スペイン料理のお店「炭焼きスペイン料理 Aire（Brasa V.Taberna Aire）」
日本での修行を経て、本場スペインのお店で修業を重ねたシェフの伊藤貴光さんがオーナーを務めるお店。「スペイン料理で勝負しよう」と心に決め、帰国後はスペイン料理が受け入れられている場所を求めて福岡へやってきたそうです。中洲にあるスペイン料理店「non-bar FOUR」にて料理長を8年務め、「やるからには一国一城の主を目指ざそう」と念願であったお店を渡辺通3丁目にオープンしました。場所は大通りから一筋入った路地裏にあり、スペインカラーの「黒と赤」を基調に印象づけられています。料理に使用する食器も黒と赤で統一し、こだわりを感じさせてくれるお店です。
メニューは伊藤シェフが働いていたバスク地方でよく食べられる炭火焼きをメインディッシュに、アヒージョやオムレツ、パエリアなどのスペイン料理を中心に提供。「どこにもない、うちの店だけの味を目指したい」とそれぞれの料理にアレンジとオリジナリティを加えています。例えば、スペインでは市場に山盛りで売られているという「亀の手の塩ゆで」や、家庭で作られる土鍋でぐつぐつ煮込む濃厚なシチュー「ピルピル」など、惹かれる料理が並びます。付け合せの自家製パンは日替わり。この自家製パンがまた人気で、持ち帰りで注文する人が多いのだとか。
料理のお供のお酒は、スペインワインを中心にご用意。グラスは日替わり、ボトルはセラーには約100種が用意され、一本ずつ特徴の説明と値段の書いたタグが付けられているので、好きなものを自由に選ぶことができます。おすすめをシェフに尋ねて選んでもらうこともできますし、またシェリー酒もタイプ別に6種類のグラスを揃えています。
「ご自身でお酒にあうものを選んでいただけるように」とお通し（324円）のアミューズも数種類から選べます。アミューズは、瓶詰めで出てきます。アミューズの1つ、「自家製クリームチーズ」は赤ワインにぴったりでおすすめ！「ご家族連れも来やすいように」と早めの17時からお店は、オープン。「みなさんに馴染めるように」という思いを込めてつけた『Aire』（「空気」の意味）の名のように、いろんな客層に、楽しんで頂ける気持ちの良いお店です。ちなみに伊藤シェフはスペイン時代をはじめ、色々なおもしろいエピソードの持ち主なので、ぜひお店で直接うかがってみてください。（カウンター席限定です）
＜スペイン料理レストラン Aire＞
住所：福岡県福岡市中央区渡辺通3丁目6－24
TEL：092-519-3193
営業時間：17:00～翌1:30
定休日：不定
